2014年11月4日火曜日

11月4日 新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「テルモが再生医療製品 重症心不全治療用 厚労省に承認申請」
 テルモは虚血性心疾患による重症心不全を対象とした再生医療製品を開発し、10月30日に厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。患者の大腿部から筋肉組織を取り、その組織の中にある骨格筋芽細胞をシート状に培養して、血流が悪くなって痛んだ心筋表面に貼ることで治療する。
日刊工業新聞2014年11月4日 9面

「早老症サル発見 iPS作り研究 京都大学霊長類研究所」
 高田昌彦教授らは若いうちに老化が急速に進む「早老症」のサルを発見した。人間以外の動物では早老症のウサギやネズミが見つかっているが、サルでは初めて。老化や早老症が発症する仕組みの解明につながる可能性がある。研究成果は4日付の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載される。
日本經濟新聞2014年11月4日 9面

「急性骨髄性白血病の新薬 来年にも臨床試験」
 国立がん研究センターと第一三共は、血液のがんである急性骨髄性白血病を治す新薬の開発を始めた。世界の4000人近い患者のゲノム(全遺伝情報)を解析し、病気の発症に深くかかわる4つの遺伝子を見つけた。2015年にも原因遺伝子の働きを抑える物質の臨床試験(治験)に入り、2~3年で安全性と効果を見極める。
日本經濟新聞2014年11月4日 9面