2014年11月14日金曜日

11月14日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「1台で骨密度・画像診断 X線装置向けアプリ」
 京都の島津製作所は13日、X線透視診断装置に搭載する骨密度測定アプリケーション「Smart BMD=写真」を開発し、同日発売したと発表した。2013年1月に発売したX線テレビシステム「SONIALVISION G4」に搭載すると、骨密度を10秒ほどで簡易に測定できる仕組み。骨粗しょう症診断に生かす。
日刊工業新聞2014年11月14日 11面

「胸腺の幹細胞発見 マウス免疫疾患回避に成功」
 京都大学大学院医学研究科の濱崎洋子准教授、瀬海美穂助教、湊長博教授らは、免疫システムの司令塔であるT細胞が正常に機能する上で重要な胸腺髄質上皮細胞の幹細胞をマウスの胸腺で発見した。マウスを使った幹細胞の移植実験では、自己免疫疾患を回避することに成功した。
日刊工業新聞2014年11月14日 19面
日本經濟新聞2014年11月14日 42面

「細胞自ら長さを測り構造決める 関与たんぱく室発見」
 東京大学大学院医学系研究科の吉川雅英教授らのグループは、人間が正規で長さを測るように細胞自ら長さを測り細胞の構造を決める仕組みの一端を解明した。モデル生物の緑藻「クラミドモナス」を使い明らかにした。精子や卵管などにある繊毛と呼ばれる細い糸状の器官内で、ナノサイズ(ナノは10億分の1)の長さを測るたんぱく質を発見した。真核生物で細胞が長さを測る仕組みの発見は初めて。成果は米科学誌サイエンスに14日に掲載される。繊毛が関わる不妊の治療や肺炎などの病態解明とその治療法の開発につながる。
日刊工業新聞2014年11月14日 19面



2014年11月6日木曜日

11月6日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「混合診療、原則100病院 再生医療も対象に」
 厚生労働省は5日、保険診療を保険外診療を併用する「混合診療」拡充の具体案を示した。原則として全国約100カ所の大病院で実施し、中小病院や診療所は患者を紹介するのが主な役割になる。6月時点では診療所を含む「身近な医療機関」で受信できるようにする方針を揚げていたが、実質的には高度医療を担う中核病院にほぼ限られる公算が大きくなった。
日本經濟新聞2014年11月6日 1面、5面
読売新聞2014年11月6日 4面

「再生医療製品を評価療養対象に」
 中央社会保険医療協議会は5日、総会を開き、25日に施行される改正薬事法により新設される再生医療製品に対し、現在の医薬品・医療機器と同様に評価療養(保険外併用療養の一つで、保険導入を目指すもの)の対象とする告示改正案を認めた。
日刊工業新聞2014年11月6日 2面

2014年11月4日火曜日

11月4日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「テルモが再生医療製品 重症心不全治療用 厚労省に承認申請」
 テルモは虚血性心疾患による重症心不全を対象とした再生医療製品を開発し、10月30日に厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。患者の大腿部から筋肉組織を取り、その組織の中にある骨格筋芽細胞をシート状に培養して、血流が悪くなって痛んだ心筋表面に貼ることで治療する。
日刊工業新聞2014年11月4日 9面

「早老症サル発見 iPS作り研究 京都大学霊長類研究所」
 高田昌彦教授らは若いうちに老化が急速に進む「早老症」のサルを発見した。人間以外の動物では早老症のウサギやネズミが見つかっているが、サルでは初めて。老化や早老症が発症する仕組みの解明につながる可能性がある。研究成果は4日付の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載される。
日本經濟新聞2014年11月4日 9面

「急性骨髄性白血病の新薬 来年にも臨床試験」
 国立がん研究センターと第一三共は、血液のがんである急性骨髄性白血病を治す新薬の開発を始めた。世界の4000人近い患者のゲノム(全遺伝情報)を解析し、病気の発症に深くかかわる4つの遺伝子を見つけた。2015年にも原因遺伝子の働きを抑える物質の臨床試験(治験)に入り、2~3年で安全性と効果を見極める。
日本經濟新聞2014年11月4日 9面

2014年10月24日金曜日

10月24日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「医療機器で逆見本市 中小の製品、大手に売り込み」
 大阪商工会議所と近畿経済産業局は、11月17日10時から大阪産業創造館で「医療機器企業への売り込み商談会」(逆見本市)を開く。医療機器の販路開拓を目指す中小企業を対象に自社開発した医療機器を京セラメディカルなど医療機器企業に売り込む逆見本市方式の商談会を行う。参加無料。
日刊工業新聞2014年10月24日 25面

「小児がん 治療にタッグ 自宅近くの病院と15か所の拠点病院 テレビ会議で情報共有」
 がんになった子どもが、できるだけ住み慣れた場所で安心して治療が受けられるように、拠点病院と地域の病院との連携が進んでいる。小児がんの患者は数が少ないため、全国15か所の拠点病院が、命にかかわる治療を中心的に担うことになった。同時に、標準的な治療ができるように地域の病院を支援する役割も求められている。
朝日新聞2014年10月24日 26面

2014年10月23日木曜日

10月23日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「薬の広告 企業関与明記 臨床研究不正受け、厚労省研究班提言」
薬の臨床研究を巡る相次ぐ不正を受け、厚生労働省研究班は22日、製薬企業が作成に関わった研究論文を医薬品の広告に利用する際、企業の関与を明記するよう求める提言を公表した。広告の内容が適正かを第三者を交えて審査することも促す。違反広告の端緒をつかむため、医師らによる「広告監視モニター制度」の設置も提案した。
日本經濟新聞2014年10月23日 38面

「iPSで心機能改善 京大 心筋・血管細胞を活用」
京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授らは22日、iPS細胞を使い、心臓病治療につながる新たな手法を開発したと発表した。ヒトのiPS細胞から作った心筋や血管の細胞をシート状にして心筋梗塞のラットに移植し、機能が回復したのを確かめた。
日本經濟新聞2014年10月23日 38面
日刊工業新聞2014年10月23日 19面
朝日新聞2014年10月23日 33面


「病原体濃度5%以下 空調換気システム 院内感染防ぐ」
新菱冷熱工業は、病院内でのインフルエンザや結核の空気感染を防ぐ空調換気システムを開発した。毎秒0.3メートル以下の低風速の気流の空間を作り、病原体濃度を5%以下で維持するシステムを順天堂大学、早稲田大学と共同開発。さらに問診室での医師と患者の間での感染を防ぐシステムも開発した。
日刊工業新聞2014年10月23日 11面

「腹腔鏡手術 縫合容易に 補助器具、年内生産へ」
九研は、早ければ2014年内に腹腔鏡手術向け縫合補助器具の生産を始める。体内に差し込み、縫合時に皮膚を内部から持ち上げることで縫合を容易にする。腹部に腹腔鏡などを通す穴を確保するポートという筒状器具を通して使う。九州大学先端医療イノベーションセンターの大平猛教授と共同開発した。
日刊工業新聞2014年10月23日 11面

「光学80倍機能搭載 オリンパス 内視鏡スコープ」
オリンパスメディカルシステムズは22日、約80倍の光学拡大監察機能を搭載した内視鏡スコープ2種類を10月末から順次投入すると発表した。
日刊工業新聞2014年10月23日 13面

10月22日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「ファンケル 遺伝子検査参入」
化粧品大手のファンケルは21日、遺伝子検査サービスに11月1日から参入すると発表した。採取した口の粘膜から、心疾患や糖尿病、高血圧症などの生活習慣病に関係する遺伝子を解析し、検査結果に合わせてサプリメントを勧める。
朝日新聞2014年10月22日 14面
日刊工業新聞2014年10月22日 11面

2014年10月21日火曜日

10月21日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「東大に再生医療部門」
ロート製薬は東大医科学研究所の幹細胞治療研究センターに最先端再生医療社会連携研究部門を設置した。2013年から進めている再生医療研究の体制強化の一環。
日刊工業新聞2014年10月21日 15面

「NZ合弁からライセンス 糖尿病用人工膵島 最大15億円支払」
大塚製薬工場は、ニュージーランドの合弁会社ダイアトランズオーツカが開発する糖尿病治療用バイオ人工膵島「ディアベセル」についてのライセンス契約を結んだ。糖尿病や再生医療領域の強化が狙い。
日刊工業新聞2014年10月21日 15面

「AED販売・レンタル 大日印、まず東京で」
大日本印刷は子会社の大日本商事を通じ、自動体外式除細動器(AED)の販売とレンタルを始めた。
日刊工業新聞2014年10月21日 15面

2014年10月10日金曜日

10月10日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「悪性脳腫瘍形成に関与 東大特定のDNA修飾発見」
東京大学分子細胞生物学研究所の秋山徹教授らのグループは、悪性度の高い脳腫瘍「グリオブラストーマ」が形成されるメカニズムの一端を解明した。同腫瘍組織のDNAに特定の修飾状態が多く含まれることを発見。この修飾状態が腫瘍形成に大きく関与していることを確かめた。
日刊工業新聞2014年10月10日 18面

2014年9月26日金曜日

9月26日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「ISSで生成実験 糖尿病検査に応用」
 東京農工大学、臨床検査機器・試薬メーカーのアークレイ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、香川大学は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で、たんぱく質の高品質結晶生成実験を始める。東京農工大とアークレイが開発したたんぱく質を、26日に打ち上げるロシアの宇宙船「ソユーズ」で運ぶ。実験では産業用酵素としてのたんぱく質の構造を解明し、糖尿病の診断、治療などに役立つ検査システムへの応用を目指す。
 日刊工業新聞2014年9月26日 24面

「遺伝性がん患者からIPS 京大チーム有効治療法開発へ道」
 珍しい遺伝性のがん「VHL病」の患者から採取した細胞でIPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に京都大のチームが成功したと、横浜市で開催中の日本癌学会で26日発表する。IPS細胞を利用し、5年以内に治療薬の候補物質を見つける計画という。
 読売新聞2014年9月26日 37面

2014年9月25日木曜日

9月25日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「ADHD治療薬の効果 脳の血流で正確把握 中央大と自治医大」
 自治医科大の門田行史講師と中央大の檀一平太教授らの研究チームは24日、行動に問題が起きる注意欠如、多動性障害(ADHD)への薬物治療薬の効果を光トポグラフィー(機能的赤外線分光法)で検査できることを見つけたと発表した。
 日刊工業新聞2014年9月25日 27面
 日本經濟新聞2014年9月25日 38面

「ナノファイバーで紡績 人工血管などに応用」
 山梨大学工学部応用化学科の鈴木章泰教授は無溶剤ナノファイバーを糸にする製造プロセスを開発した。ナノファイバーでひもを結ったり、布を織ることが可能になる。表面積を保ったまま機械強度を高められるため、人工血管や縫合糸、高圧下の触媒担体基材などへの応用が期待できる。3年以内に実用化を目指す。
 日刊工業新聞2014年9月25日 27面

「血中浮遊の非小細胞肺がん 初期段階で検出」
 順天堂大学大学院の十合晋作准教授は、創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマとの共同臨床研究により、がんの最も初期段階「ステージⅠa」にある非小細胞肺がん患者の約3割で、血中を浮遊する微小ながん細胞(血中循環腫瘍細胞=CTC)の検出に世界で初めて成功した。
 日刊工業新聞2014年9月25日 27面

「混合診療拡大IPS細胞活用 関西圏区域会議 特区計画を決定」
 規制緩和を主導する国家戦略特区のうち、京都、大阪、兵庫の2府1県で構成sる関西圏区域会議は24日、東京都内で会合を開き、混合診療拡大やIPS細胞(人口多能性幹細胞)を活用した高度医療に関する区域計画を決定した。政府の国家戦略特区諮問会議に認定を申請する。
 日刊工業新聞2014年9月25日 27面

2014年9月12日金曜日

9月12日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「高精細画像で小型化 日本電波工業 医療用探触子3種」
日本電波工業は医療用超音波診断装置向けで3次元画像を表示できる探触子の新製品3機種を開発した。いずれの製品も高精細な画像を表示する機能を維持しながらも従来品より小型・軽量化し医師や検査技師の手にかかる負担を軽減する。
日刊工業新聞2014年9月12日 11面

2014年8月26日火曜日

8月26日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「インフル薬 エボラで注目-医療の富士フイルム 弾みー」
富士フイルムホールディングスの医療事業が注目を集めている。子会社のインフルエンザ治療薬を巡り、菅義偉官房長官は25日、世界保健機関(WHO)などから要請があれば、西アフリカで広がるエボラ出血熱の未承認薬として提供する用意があると表明した。
 日本經濟新聞2014年8月26日 13面

「2層包装で瓶割れ防止 破損時の事故回避」
岩田レーベル(愛知県一宮市)は、医薬品用ガラス瓶を樹脂製コップとシュリンクタックラベルの2層で覆う包装「バイアルプロテクトパックⅡ」を開発した。瓶が割れにくく、割れた場合も内容物の飛散を防ぐ。
 日刊工業新聞2014年8月26日 12面

2014年8月18日月曜日

8月18日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「関節軟骨損傷治療実用化へ 持田薬の開発課題JSTが採択」
持田製薬は科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業(NexTEP)に応募していた開発課題「硬化性ゲルを用いた関節軟骨損傷の治療」が採択された。
日刊工業新聞2014年8月18日 12面


2014年8月15日金曜日

8月15日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「CT画像から治療指針 解析技術活用 東芝、米大と研究」
東芝は米ジョンズホプキンス大学と組み、がん患者のコンピューター断層撮影装置(CT)画像から適切な治療方針を提案できる技術を開発する。
日本経済新聞2014年8月15日 13面

「インフル原薬工場増強 UMN、岐阜に新培養槽 アステラス向け供給」
UMNファーマはインフルエンザワクチン(原薬)工場の設備を増強する。
日刊工業新聞2014年8月15日 8面

2014年8月8日金曜日

8月8日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「独に「メディカル」拠点 グンゼ、現法設置 営業強化」
 グンゼは2014年度内に独デュッセルドルフにある駐在事務所を現地法人へ格上げする。メディカル事業の営業拠点として活動を始める。
 日刊工業新聞2014年8月8日 11面

「鎮痛剤 米社から販売権 第一三共契約一時金など663億円」
 第一三共は7日、制吐剤配合麻薬性鎮痛剤「CL-108(開発コード)」の米国における商業化について米LOCLファーマと提携契約を結んだと発表した。第一三共は同剤を米国で独占的に販売する権利を得る。
 日刊工業新聞2014年8月8日 11面

「リポソーム量産技術 小型設備で微小カプセル 医療での応用範囲広げる」
 人口脂質膜で構成された微小カプセル「リポソーム」は、内部に薬剤を封入することで体内の目的の部位にだけ薬剤を送り届ける薬物送達システム(DDS)に応用できる。医療で使えるほどの高い品質を確保したリポソームの製造は難しいが、小型設備で安定した品質のリポソームを大量生産する技術を日本のベンチャー企業が開発した。開発したのはリポソームの製剤化に取り組むバイオベンチャーのバイオメッドコア。
 日刊工業新聞2014年8月8日 23面

2014年8月5日火曜日

8月5日 新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「調剤薬局向けコンサル D&C 1年以内に開始-情報技術で業務支援-」
D&Cは、調剤薬局向けに情報技術を活用して業務支援や薬剤師の教育を行うコンサルティング事業を開始した。狭間社長が運営する調剤薬局運営のファルメディコ関連の業務からスタートし、ノウハウを確立次第、全国の調剤薬局に提供する考え。1年以内にサービス提供を目指す。
 日刊工業新聞2014年8月5日朝刊、11面

「大研医器 独研究機構と共同開発 MEMSデバイス 低コストに重点」
 大研医器はドイツのフラウンホーファー研究機構と、微小電気機械システム(MEMS)を用いたディスポーザブル(使い捨て)型医療機器の開発で共同研究契約を結んだ。高機能で小型の高付加価値製品を低コストで製造できると期待をかける。
 日刊工業新聞2014年8月5日朝刊、11面

「樹状細胞の活性化処理技術 中・韓で特許取得」
 メディネットは樹状細胞の活性化処理技術を中国と韓国で特許取得した。同技術の特許取得国は、日本のほか英国やドイツ、フランスなどの欧州11ヵ国、米国、豪州を含めて合計16ヵ国となる。
 日刊工業新聞2014年8月5日朝刊、11面

「IPS細胞効率作成へ レトロウイルスの働き解明 活性化で初期化促す」
 京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥教授、高橋和利講師、独ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンの大貫茉里研究員らの研究グループは、IPS細胞(人口多能性幹細胞)の初期化や分化する際にカギとなるヒトゲノムに組み込まれた内在性レトロウイルス「HERV(ハーブ)-H」の働きを突き止めた。ハーブ-Hの活性化が初期化を促す。「出来の悪い細胞を早い段階で見極めてはじく」ため高品質なIPS細胞の効率的な作成につながると期待される。
 日刊工業新聞2014年8月5日朝刊、21面
 日本經濟新聞2014年8月5日朝刊、15面

「がん表面のたんぱく質・糖鎖 同時認識の抗体作成」
 東北大学大学院医学系研究科の加藤幸成教授らのグループは、がん細胞表面にあるたんぱく質と糖鎖を同時に認識する抗体を作成した。
 日刊工業新聞2014年8月5日朝刊、21面

「脂肪肝炎の治療 有効物質を特定」
 岡山大学高木章乃夫准教授らは、肥満などが原因で発症する「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の治療に、体内の脂肪燃焼を助ける「カルニチン」という物質が有効なことをマウスの実験で突き止めた。
 日本經濟新聞2014年8月5日朝刊、15面

2014年7月29日火曜日

7月29日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「肝臓再生研究 iPS細胞で」
大阪大学の水口裕之教授と医薬基盤研究所などは、iPS細胞を使った肝硬変の再生医療研究を始める。過度の飲酒や肝炎ウイルスの幹線などで傷んだ肝臓に、iPS細胞から作った肝臓細胞を注入する。
日本経済新聞2014年7月29日朝刊、14面

「脳梗塞の広がり 抗うつ剤が抑制」
大阪大学の工藤教授らは、既存の抗うつ剤が脳梗塞の治療に役立つ可能性があることを突き止めた。
日本経済新聞2014年7月29日朝刊、14面




2014年6月17日火曜日

6月17日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「医療機器・地方発で世界へ」
味の素などの企業と神奈川県が組織したライフイノベーション国際協働センターは民主導・地方発で世界市場を目指す動きとして注目を集めている。
日本経済新聞2014年6月17日朝刊、14面

「脊髄損傷の直後 患者治療へ治験」
慶応義塾大学の岡野栄之教授らは16日、事故などで脊髄が傷ついた直後の患者を治療する臨床試験(治験)を月内にも始めると発表した。血管や神経を伸ばす動きがある肝細胞増殖因子と呼ぶたんぱく質を患部に注射する。
日本経済新聞2014年6月17日朝刊、14面
朝日新聞2014年6月17日朝刊、37面
読売新聞2014年6月17日朝刊、37面
日刊工業新聞2014年6月17日朝刊、24面

「立体構造の腎臓 マウスで作製」
横浜市立大学武部貴則准教授と谷口英樹教授らは、ヒトの細胞を一部含む腎臓をマウスの体内で立体に育てる実験に成功した。
基礎研究の段階だが、将来は病気などで傷んだ臓器の機能を取り戻す再生医療への応用を目指す。
日本経済新聞2014年6月17日朝刊、14面

「STAPの存在否定」
STAP細胞論文の共著者である山梨大の若山照彦教授が16日記者会見し、自らの研究室に保管しておいた細胞に関する第三者機関の分析結果を公表した。STAP細胞があることを示す証拠は得られず「すべて存在を否定する結果だった」と述べた。今後は理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが再現実験で有無を示さなければならないと求めた。
日本経済新聞2014年6月17日朝刊、38面
朝日新聞2014年6月17日朝刊、39面
読売新聞2014年6月17日朝刊、1面、2面、39面
日刊工業新聞2014年6月17日朝刊、24面






2014年6月10日火曜日

6月10日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「混合診療1000拠点に拡大」
政府は公的保険が使える診療と保険外の診療を併用する「混合診療」を拡大し、患者が希望すれば利用できるよう規制を緩和する。
日本経済新聞2014年6月10日朝刊、1面
読売新聞2014年6月10日朝刊、1面

「混合診療、運用面に課題」
審議メンバーの日本医師会や与党内には慎重論が根強い。
法改正にまず関門があるうえに運用面で骨抜きになる懸念も残る。
日本経済新聞2014年6月10日朝刊、5面

「ノバルティス社 報告漏れを調査」
製薬会社ノバルティスファーマが白血病薬の重い副作用を国に報告していなかった問題に絡み、ノ社は9日、同社の販売する薬の副作用に関係する新たな資料が多数見つかり、副作用の可能性がある症例が約1万例に上るとみられると発表した。
日本経済新聞2014年6月10日朝刊、46面
朝日新聞2014年6月10日朝刊、37 面

「医療事故調 創設へ課題」
医療事故の原因究明と再発防止を目的とする医療事故調査制度の創設を盛り込んだ「医療・介護総合推進法案」が、今国会で成立する見通しになった。
読売新聞2014年6月10日朝刊、3面

「医療費 数値目標へ法改正」
政府が6月末に閣議決定する「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の原案が明らかになった。医療費の伸びを抑えるため、都道府県ごとに適正な医療費の数値目標を新たにつくるほか、薬の公定価格の見直し時期を改めて、価格の引き下げを促すことを検討するなど社会保障予算の抑制策を盛り込んだ。
朝日新聞2014年6月10日朝刊、1、2面

「B型慢性肝炎治療薬を発売」
グラクソ・スミスクラインはB型満船肝炎治療薬「テノゼット錠300mg」を発売した。
日刊工業新聞2014年6月10日朝刊、13面

2014年5月27日火曜日

5月27日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「イヌiPSから血小板を作製」
大阪府立大学稲葉俊夫教授らは、イヌのiPS細胞を使って血小板を作ることに成功した。ペット向けの再生医療は人間よりも進んでおり、白血病や薬剤の副作用で血小板が減少する病気の治療などに役立てる。
日本経済新聞2014年5月27日朝刊、15面

「STAP問題、新たな疑義”調査せず”」
STAP細胞の論文に指摘された新たな疑義について、理化学研究所は26日、調査しないことを決めた。
読売新聞2014年5月27日朝刊、34面
朝日新聞2014年5月27日朝刊、37面

「アルツハイマー研究データ書き換え 口止めメール」
アルツハイマー病研究の国内第一人者である岩坪威東大教授が、自ら代表研究者を務める国家プロジェクト「JーADNI」のデータ改ざん疑惑について東大が調査を始めた後に、証拠となるデータをJ-ADNI側が書き換えた事実を知りながら、関係者に口止めをするメールを送っていたことが朝日新聞の調べで分かった。
朝日新聞2014年5月27日朝刊、1面

「小保方氏弁護団”解雇なら重すぎ”」
STAP論文での不正行為が認定された理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの弁護団が26日、理研の懲戒委員会に対し、小保方氏を諭旨退職や懲戒解雇にしないよう求める弁明書を提出した。
朝日新聞2014年5月27日朝刊、37面

「iPS細胞 培養輸送」
柴又運輸は、iPS細胞の品質を維持したまま恒温輸送できる車両輸送システムを開発した。
日刊工業新聞2014年5月27日朝刊、1面

2014年5月13日火曜日

5月13日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「スキルス胃がん 原因遺伝子発見」
東京医科歯科大学の石川俊平教授らは東京大学と治療が難しい「スキルス胃がん」を引き起こす遺伝子を突き止めた。薬剤によってこの遺伝子の働きを抑える新たな治療法が期待できるという。
日本経済新聞2014年5月13日朝刊、14面

「人工関節、耐久性30年」
人工関節メーカーのナカシマメディカルは、人工関節の耐久性を従来の1.5倍の30年以上に伸ばす素材を開発した。
日本経済新聞2014年5月13日朝刊、14面

「山中教授論文に「問題なし」見解」
京都大学iPS細胞研究所は12日、山中伸弥教授が2000年に発表した論文にインターネット上で疑問点が指摘された問題で、掲載した欧州の学術誌の編集責任者から「問題はなかった」とする公式見解が寄せられたと発表した。
日本経済新聞2014年5月13日朝刊、38面
朝日新聞2014年5月13日朝刊、37面

「STAP細胞「論文撤回せず」方針は変わらず」
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人を務める三木秀夫弁護士は12日、「論文を撤回しない方針は変わっていない」と話した。
日本経済新聞2014年5月13日朝刊、38面

「小保方氏ノート「ごく一部」」
STAP細胞の論文問題で、小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーの代理人の三木秀夫弁護士は12日、実験ノートの一部を公表したとする報道について、「ノート自体を公開したつもりはない。補充書の全文を公開し、その中で引用したノートのごく一部にすぎない」と述べた。
朝日新聞2014年5月13日朝刊、37面

「医療情報機器の開発強化」
富士フイルムは米国内でIT開発拠点を再編し、医療用画像管理システムなど医療情報機器の研究開発体制を強化する。
日刊工業新聞2014年5月13日朝刊、11面

「実用的な医療機器開発へ」
大阪大学は、医療現場の潜在的なニーズを満たす医療機器開発ができる人材を育成するため、米国のスタンフォード大学などで成果が上がっている医療機器開発の分野横断的講座「バイオデザイン・プログラム」制度を始める。
日刊工業新聞2014年5月13日朝刊、19面


2014年5月9日金曜日

5月9日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「医療用医薬品市場10兆円超 昨年度」
2013年度の医療用医薬品の国内市場は前年度比4.8%増の10兆164億6100万円で初めて10兆円を突破した。最も販売額が多かったのは抗がん剤の7151億円、2位は高血圧治療に用いられるレニンーアンジオテンシン系作用薬の6492億円。米国系調査会社アイ・エム・エス・ジャパンまとめ。
日本経済新聞2014年5月9日朝刊、15面

「MDF法で高強度純チタン」
豊橋技術科学大学の三浦博己教授の研究グループは一般的な純チタンの2.5倍の引っ張り強度を持つ高強度純チタンを開発した。チタン合金に匹敵する強度があり、生体拒絶反応も小さいことから、歯科用インプラントなどへの応用が期待される。
日刊工業新聞2014年5月9日朝刊、22面

「STAP論文で結論 理研「不正、明らか」小保方氏処分へ」
理化学研究所は8日、STAP細胞の論文を巡る問題で記者会見し、研究不正があったと認定した小保方晴子研究ユニットリーダーが申し立てていた再調査を実施しないと発表した。
日本経済新聞2014年5月9日朝刊、3面
日刊工業新聞2014年5月9日朝刊、22面
朝日新聞2014年5月9日朝刊、2、37、38面
讀賣新聞2014年5月9日朝刊、1、3、7、35面

2014年3月18日火曜日

3月18日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「iPS細胞 年内配布」
京都大学の山中伸弥教授は17日、日本経済新聞のインタビューに応じ、治療を計画する研究機関へiPS細胞を年内に配布する方針を明らかにした。
日本経済新聞2014年3月18日朝刊、3面

「がん治療拠点 北大で完成」
北海道大学と日立製作所は17日、共同開発した最新鋭のがん治療装置を備える「北海道大学病院陽子線治療センター」が完成したと発表した。
日本経済新聞2014年3月18日朝刊、13面
日刊工業新聞2014年3月18日朝刊、11面

「がん進行 数式で予測」
がんの進行を数式を使って予測し、治療に役立てようとする研究の成果が出てきた。東京大学などは大腸がんで、九州大学は膵臓がんで、遺伝子異常の起こり方を解析する数理モデルを開発した。
日本経済新聞2014年3月18日朝刊、16面

「「STAP幹細胞」送付」
理化学研究所が発表した「STAP細胞」の論文に多くの疑問が生じている問題で、著者の一人である山梨大学の若山照彦教授は17日、自らの研究室に保管する細胞を第三者機関に送付したことを明らかにした。理研の小保方晴子研究ユニットリーダーから提供された細胞が、STAP細胞だったかどうかを検証する。
日本経済新聞2014年3月18日朝刊、42面

「理研CDBも管理を検証へ」
新しい万能細胞「STAP細胞」の論文問題で、神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)が近く、研究のチェック体制を検証するチームを設置することが17日、わかった。
朝日新聞2014年3月18日朝刊、38面
読売新聞2014年3月18日朝刊、38面

「肥満症向け創薬効率化」
アイロムホールディングスは国立国際医療研究センター、日本全薬工業と共同で、肥満治療を目的とする創薬研究を効率化できる研究支援キットの開発に着手した。従来は創薬などの研究に必要な量を確保するのが難しかったヒトの褐色脂肪細胞を、iPS細胞から手軽に作製できる独自技術を生かし、1年後の製品化を目指す。
日刊工業新聞2014年3月18日朝刊、13面

2014年2月18日火曜日

2月18日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「ヒトiPS肝細胞 来年にも臨床試験」
英バイオベンチャーのディフィニジェン(ケンブリッジ)は、ヒトiPS細胞由来の肝細胞を使い、早ければ2015年にも英国内で臨床試験が始まる見通しを明らかにした。
同社はiPSアカデミアジャパンからiPS細胞にかかわる特許のライセンスを受けている。
日刊工業新聞2014年2月18日朝刊、19面

2014年2月4日火曜日

2月4日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「新万能細胞STAP研究、理研と協力意欲」
「日本国際賞」を受賞した米ロックフェラー大学のデビッド・アリス教授はSTAP細胞について「理化学研究所との協力に発展するかもしれない」と語った。
日本経済新聞2014年2月4日朝刊、15面

「サイフューズ、臓器をつくる」
「細胞からどんな形の立体臓器でも自由に作れる」と再生医療ベンチャーのサイフューズ社長。
再生医療に欠かせない精巧な立体構造の作製では、3Dプリンターによる工学系の技術を活用した「医工連携」が進む。
日本経済新聞2014年2月4日朝刊、15面

「日本メデトロニック社、MRI検査に対応の神経刺激システムを発表」
日本メデトロニックは、日本初の磁気共鳴断層撮影装置(MRI)全身検査対応の神経刺激システム「シェアスキャンMRI」を発表した。
日刊工業新聞2014年2月4日朝刊、11面

「新日本科学、京大発VBに出資」
新日本科学はiPS細胞を応用した免疫細胞療法の開発を手がける京都大学発ベンチャー、アストリムの株式を3.9%取得し資本参加した。
日刊工業新聞2014年2月4日朝刊、11面

「再生医療新段階へ」
マウスの体細胞を酸性溶液に浸けた後、培養するとさまざまな細胞に育つ万能細胞になる。iPS細胞より簡単に作れるのが利点だ。
日刊工業新聞2014年2月4日朝刊、21面

2014年1月28日火曜日

1月28日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「グンゼ 医療機器で提携」
グンゼは米医療機器大手コヴィディエンと提携し、内視鏡手術で使う新しい縫合機器の開発・販売に乗り出す。
日本経済新聞2014年1月28日朝刊、12面

「夢の移植医療 iPSが後押し」
精巧な立体構造を持つ臓器はまだ作れないが、動物の体内で育てるなどの手法で、難しいとされた肝臓や腎臓などの作製に道が開けてきた。
日本経済新聞2014年1月28日朝刊、14面

「DNA断片使いがんからiPS」
鳥取大学の三浦教授らは、がん細胞に1種類のDNAの断片を導入することでiPS細胞を作製した。中でも悪性度が高く、がんの親玉と呼ばれる「がん幹細胞」の方がiPS細胞になりやすかった。移植するには安全性の確認が必要だが、創薬研究などに使えるとみている。
日本経済新聞2014年1月28日朝刊、14面

「沖縄に日米新薬拠点」
日米両政府が、2015年3月に返還予定の米軍施設「西普天間住宅地区」跡地に、新薬の研究開発拠点「沖縄メディカル・イノベーション・センター」を創設する検討を進めていることが27日、分かった。米軍が持つ膨大な治療記録の提供を受けながら、日米の製薬会社などが再生医療技術を使った新薬の研究開発に取り組む。
読売新聞2014年1月28日朝刊、1面

「日立アロカメディカル、超音波診断装置の新ブランド発売」
日立亜ロメディカルは「画質を向上し診断機能を充実した超音波診断装置の新ブランド「アリエッタ」を4月に発売する。
日刊工業新聞2014年1月28日朝刊、15面