2013年12月16日月曜日

12月16日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「サーベイ 後発薬「使ってみたい」84% 医師・薬剤師の説明不可欠」
特許が切れた新薬と同じ有効成分を使ってつくる後発医薬品(ジェネリック医薬品)について厚生労働省は先ごろ、初めて発売されるこうはつやくの公定価格を現在の「新薬の7割」から「5割」に引き下げる案を示した。新薬より安い後発薬は、医療費の伸びを押される切り札だが、普及が進まないため、新薬との価格差を広げ、利用を促す。
日本経済新聞2013年12月16日朝刊、15面

「特定保険医療材料 新規機能区分に特例」
中央社会保険医療協議会はカテーテルやペースメーカーなどの特定保険医療材料について、2014年度の基準価格改定の骨子をまとめた。
日刊工業新聞2013年12月16日朝刊、14面

「インスリン分泌能高いβ細胞 マウスES細胞から作製」
熊本大学発生医学研究所のグループは、マウスES細胞(胚性幹細胞)からインスリン分泌能の高い膵島β細胞を作ることに成功した。成熟したβ細胞への分化を促す2種類の低分子化合物を発見、誘導効率を従来比約10倍、インスリン分泌能を同約200倍に高めた。iPS細胞をもとにβ細胞を作る技術にも応用できると考えられる。
日刊工業新聞2013年12月16日朝刊、19面

2013年12月13日金曜日

12月13日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「生活習慣病で大型後発薬 新薬特許切れ、来年以降相次ぐ」
日医工、沢井製薬など後発医薬品各社は新薬の特許切れが続く2014年以降をにらみ、利用者の多い大型後発薬を相次ぎ発売する。15年には後発薬が特許の切れた医薬品の過半を占める見通しで、主要各社は増産へ合計約500億円を投じる。
日本経済新聞2013年12月13日朝刊、15面

「メディパル 薬の副作用調査代行」
医薬品卸大手のメディパルホールディングスは医薬品の副作用の代行調査に来春にも進出する。
日本経済新聞2013年12月13日朝刊、15面

「iPS細胞から 腎臓組織を作製」
ヒトのiPSから立体的な腎臓組織を作り出すことに、熊本大の研究グループが成功した。腎臓病の原因解明や再生医療への応用が期待される。12日付の米科学誌セル・ステムセルに発表した。
日本経済新聞2013年12月13日朝刊、38面
朝日新聞2013年12月13日朝刊、37面
読売新聞2013年12月13日朝刊、38面
日刊工業新聞2013年12月13日朝刊、27面

「革新的医薬品 実用化チーム 厚労省が設置」
厚生労働省は革新的な医薬品や医療機器の実用化を促進するためのプロジェクトチームを省内に設置し、13日に初会合を開く。大学などの研究成果を世界に先駆けて素早く実用化につなげるため関係部局が連携し、基礎研究から臨床研究、臨床試験、薬事承認審査、保険適用までを一体的に支えるのが狙い。
日刊工業新聞2013年12月13日朝刊、11面

12月12日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「米系医療機器大手コヴィディエン 日本の大学と製品開発 専門組織設置」
米系医療機器大手コヴェディエンは日本の大学や医師などと連携し、主力の血管治療用カテーテルなどの新製品を開発する。
日本経済新聞2013年12月12日朝刊、11面

「再生医療 再編後押し 細胞培養装置など 経産省が創業支援」
経済産業省は再生医療用の細胞を培養加工する装置や培地・試薬など再生医療周辺の産業分野で事業再編を後押しする施策に乗り出す。大手企業でこれらの開発・製造を手掛ける部門の独立を促すことでなどで再生医療周辺分野のベンチャー創業を支援する。
日刊工業新聞2013年12月12日朝刊、1面

「再生医療の実用化 薬事制度 整備進む 条件・期限付きで承認」
2013年は再生医療の実用化・産業化で大きな節目の年となった。再生医療製品や細胞治療製品を対象とする「条件・期限付き承認制度」の創設を盛り込んだ「改正薬事法」の成立など安全確保と普及に向けた法的枠組みが整った。
日刊工業新聞2013年12月12日朝刊、10面(検証2013より)

「抗血小板薬配合剤 日米欧指針に準拠 サノフィ」
サノフィは、抗血小板配合剤「コンプラビン」を発売した。クロピドグレルとアスビリンの配合剤で、この組み合わせは日米欧のガイドラインで推奨されている。1剤にまとめ飲み忘れ防止や治療継続率の向上を狙う。
日刊工業新聞2013年12月12日朝刊、10面

「多発性骨髄腫薬 継続投与で20ヶ月超延命 武田薬」
宅だ薬品工業は多発性骨髄腫治療薬「ベルケイド」を継続投与すると全生存期間が20ヶ月以上延びることを示した。
日刊工業新聞2013年12月12日朝刊、10面

2013年12月11日水曜日

12月11日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「医薬品の研究所 6億円投じ増設」
バイオベンチャーの日本ケミカルリサーチは研究所を増設する。研究用スペースを5割拡張する。投資額は6億円前後の見通し。難病「ライソゾーム病」の治療薬などヒトの細胞を培養してつくる医薬品の開発加速につなげる。
日本経済新聞2013年12月11日朝刊、13面

「糖尿病薬 日本事業を縮小」
ブリストル・マイヤーズは、日本の糖尿病薬の販促を終了することを決めた。現在アストラゼネカと提携し、糖尿病治療薬のGLP1受容体作動薬を共同販促している。徐々に活動を縮小し、AZとのワンチーム体制を解消する。
日刊工業新聞2013年12月11日朝刊、11面

「免疫細胞療法 テラ、薬事承認へ新会社」
テラは10日、免疫細胞の一種「樹状細胞」を応用したがん治療用のワクチンについて、薬事承認の取得に向けた開発や申請手続きを専門に手掛ける新会社を、2014年1月に設立すると発表した。
日刊工業新聞2013年12月11日朝刊、11面

2013年12月10日火曜日

12月10日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「テラ、がん分野の再生医療製品」
バイオベンチャーのテラはがん分野の再生医療製品の実用化に乗り出す。2014年度に樹状細胞ワクチンと呼ばれるがんワクチンの臨床試験を開始、厚生労働省の承認が得られれば量産する。
日本経済新聞2013年12月10日朝刊、13面

「角膜壊すたんぱく質特定」
角膜の破壊による失明の予防にマウスの実験で成功したと、京都府立医大と同志社大らのチームが発表した。角膜の透明な細胞を壊すたんぱく質を特定、化合物で働きを抑えることができたという。
読売新聞2013年12月10日朝刊、38面

「セルシード 再生医療用を受託加工」
セルシードは2014年にも大学などの臨床研究向けに、再生医療用の細胞シートを受託加工するサービスに乗り出す。大学病院などが患者から採取した細胞を角膜などの再生医療用細胞シートに培養加工し、移植治療の臨床研究に活用してもらう。
日刊工業新聞2013年12月10日朝刊、1面

「日本政策投資銀行 ヘルスケア向け新組織」
日本政策投資銀行は医療・介護や医療機器などヘルスケア分野の投融資を進める横断的組織を2014年1月に創設する。M&Aや事業再生など各部門が持つ知見を結集し、医療機器メーカーの国際展開や業界再編に必要な資金を供給。
日刊工業新聞2013年12月10日朝刊、1面

「オリンパス 医療機器集中で再建」
オリンパスの経営再建が順調に進んでいる。信頼の回復と悪化した財務体質の改善に向け、不採算事業からの撤退など、この2年間で大規模な企業改革を断行してきた。
今後は医療機器をコア事業と位置付けて経営資源を集中投下し、復興期から成長期へと転じていく。
日刊工業新聞2013年12月10日朝刊、10面

「住友重機械工業 米で販売承認」
住友重機械工業は米国食品医薬品局から陽子線がん治療装置の米国内販売許可を取得した。医療機器として米国市場での販売が承認されたことになる。
日刊工業新聞2013年12月10日朝刊、10面

「iPS再生医療 臨床研究開始へ」
さまざまな細胞に変化するiPS細胞を人間の医療に活用する臨床研究が来年にも始まる見通しとなった。厚生労働省は2013年7月、患者の皮膚細胞からiPS細胞を作り、網膜色素上皮細胞に変えて加齢黄斑変性の患者に移植するという理化学研究所などの臨床研究計画の実施を承認した。
日刊工業新聞2013年12月10日朝刊、19面

2013年12月6日金曜日

12月6日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「薬ネット販売一部規制 改正薬事法成立」
一般用医薬品のインターネット販売について定めた改正薬事法が5日成立した。成人向け劇薬5品目や医療用医薬品から転換して原則3年以内の薬の販売を禁じる一方、大衆薬の99%超はネット販売を認める。
日本経済新聞2013年12月6日朝刊、5面
朝日新聞2013年12月6日朝刊、4面

「iPS細胞でがん攻撃 ヘリオスとテラ 免疫療法を開発へ」
医薬品ベンチャーのヘリオスとヘラは5日、iPS細胞を利用してがん細胞を攻撃する免疫療法を共同開発すると発表した。患者の血液を採取せずにがん細胞を攻撃する細胞を作り出すことを目指す。
日本経済新聞2013年12月6日朝刊、13面
日刊工業新聞2013年12月6日朝刊、13面

「iPSから赤血球量産 京大、血液の難病治療に道」
京都大学iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、血液中で酸素を運ぶ赤血球をiPS細胞から大量に作り出す技術を開発した。
日本経済新聞2013年12月6日朝刊、38面
日刊工業新聞2013年12月6日朝刊、23面

「iPS細胞自動培養ソフト ローツェ、他社製装置にも対応」
ローツェはiPS細胞など細胞を自動制御しながら培養できるソフトウェア「アシュラ」を開発、発売した。大学や製薬会社等向けで、細胞おの培養条件を安定化できる。
日刊工業新聞2013年12月6日朝刊、13面

2013年12月5日木曜日

12月5日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「iPS細胞備蓄始まる まず日本人の2割カバー」
京都大学iPS細胞研究所は4日、治療に使うiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する計画を始めたを発表した。健康な人の血液からiPS細胞を作る作業に着手しており、安全性を確認して凍結保存する。2014年末にも、治療研究を計画している研究機関に提供する。
日本経済新聞2013年12月5日朝刊、3面
朝日新聞2013年12月5日朝刊、7面
読売新聞2013年12月5日朝刊、2面
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、21面

「先端医療に民間資金 政府と7000億円基金 日本版NIHに活用」
政府は先端医療の研究機関で7000億円規模の官民基金を作る検討に入った。民間企業から3500億円の資金を募る。企業は再生医療などの国の有望な研究開発プロジェクトに出資し、薬の商品化や知財収入で利益を得る。塩野義製薬など国内製薬大手が出資を検討する見通し。政府の医療研究開発の司令塔となる「日本版NIH」の資金にする。
日本経済新聞2013年12月5日朝刊、5面

「認知症薬の臨床試験 富士フィルム、米研究機関と」
富士フィルムは4日、世界最大のアルツハイマー型認知症研究機関である米アルツハイマーズ・ディジーズ・コーオペレイティブ・スタディと共同で同症候補薬の臨床試験をすると発表した。
日本経済新聞2013年12月5日朝刊、9面
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、13面

「眼科用顕微鏡に参入 日本アルコン、白内障手術向け 機器と一括導入 新規開業先に提案」
日本アルコンは、眼科用顕微鏡市場に参入し白内障手術に適した自社製顕微鏡の国内販売を始めた。白内障治療分野では手術機器、眼内レンズ、点眼薬、顕微鏡など器材・消耗品のすべてを自社で提供できる体制が整った。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、12面

「心疾患治療に効果確認 高血圧症ワクチン 阪大、実用化も視野」
アンジェスMGが開発中の高血圧治療薬ワクチンについて、共同研究パートナーの大阪大学が疾患モデル動物で行った薬理効果の分析で、心血管周囲の線維化や大動脈の中膜肥厚を抑える働きがあることが分かった。このワクチンが高血圧症だけではなく、高血圧症を引き起こす心疾患の治療にも応用できる可能性が示唆されたとしている。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、12面

「神戸市に研究拠点 大日本住友製薬」
大日本住友製薬は再生医療・細胞医薬の研究拠点を2014年3月に神戸市中央区のポートアイランド内にある神戸医療産業都市に設置する。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、12面

「製剤開発体制 供給網を再編 エーザイ」
エーザイは製剤の開発体制とサプライチェーンを再編する。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、12面

「第5回ものづくり日本大賞 (内閣総理大臣) クロスエフェクト 再現力のある精密機器シミュレーター」
同社の「心臓シミュレーター」はリアルで精巧な造形によって、医療の世界で大きな変革を起こそうとしている。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、13面

「東北大 細胞シート 目の裏側に 薄膜の高分子基材開発 移植細胞を注射針で送達 眼科治療向けに応用」
東北大分子材料科学高等研究機構の藤枝俊宣助手とアリ・カデムホッセイ主任研究者らのグループは、眼球の裏側などの微笑領域に細胞シートを送り届けることができる薄膜状の高分子基材を開発した
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、21面

「歯科用吸引・防湿器具 安心・安全受け注文殺到」
セキムラの歯科用吸引・防湿器具の販売が好調だ。
日刊工業新聞2013年12月5日朝刊、25面



2013年12月4日水曜日

12月4日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「再生医療普及へ保険整備」
政府は3日、再生医療にかかわる民間保険のあり方に関する有識者会議の初会合を開いた。患者に健康被害が生じた場合に備えて医師や、治療に用いる細胞を医師に代わって加工する事業者が加入する保険の商品化に向けた条件整備が狙い。
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、2面

「安全性を高めた遺伝子導入試薬 タカラバイオが発売」
タカラバイオは細胞への遺伝子導入に使用するアデノ随伴ウィルスベクター関連試薬「AAVproシリーズ」を16日に発売する。
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、11面

「iPSで1千億円」ビタミン欄
「15年後に100億円はやはり目指さないかんでしょう」とiPS細胞を活用した再生医療事業参入への決意を金額で表現するのは大日本住友製薬社長の多田正世さん。
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、11面

2013年12月3日火曜日

12月3日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「iPS医薬品開発会社」
大日本住友製薬とヘリオスは2日、iPS細胞を活用した医薬品の開発会社を折半出資で設立すると発表した。
日本経済新聞2013年12月3日朝刊、11面
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、3面

「岡山の共同受注グループ 川崎医科大で展示会」
医療機器部品共同受注グループであるメディカルネット岡山は、岡山大学や川崎医科大学など県内医療機関との連携を進める。
2014年1月に川崎医大で展示会を開き、医療関係者から同グループが開発した脊椎圧迫骨折の専用手術台試作機などに対する評価、助言をもらう。
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、12面

「再生医療関連の市場 20年、26%増の726億円に」
新薬の安全性評価など研究開発の目的で使われるヒトiPS細胞の市場規模が、2012年の1億円から20年には14億5000万円に拡大するとの調査結果を富士経済がまとめた。
日刊工業新聞2013年12月3日朝刊、12面





 

2013年12月2日月曜日

12月2日新聞記事

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今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「がん発症に関係する酵素 京大が構造解明」
京都大学の岩田想教授らは、がんの発症に関係する酵素の立体構造を突き止めた。詳細な構造が分かったことで、この酵素に結合して働きを抑える化合物を見つけやすくなる。新たな抗ガン剤開発につながるとみている。
日本経済新聞2013年12月2日、38面
日刊工業新聞2013年12月2日、17面

「細胞加工受託へ新体制 独自製品開発は別会社化」
メディネットは再生医療や細胞治療に用いる細胞の培養加工を医療機関などから請け負う受託サービスの事業体制を整える。
日刊工業新聞2013年12月2日、10面

「アミノ酸に抗がん作用」
東京工業大学大学院生命理工学研究科の小倉俊一郎准教授とSBIファーマは生体内アミノ酸の5-アミノレブリン酸(ALA)に抗がん作用があることを見出した。
日刊工業新聞2013年12月2日、17面