2013年11月12日火曜日

11月12日新聞記事

こんにちは。
今日の医療関連の記事は、下記の通りです。

「iPS細胞で膝関節再生」
東京大学はiPS細胞そのものを移植して、膝関節を再生する実験にブタで成功した。
人間のiPS細胞などを関節の欠損部に入れると、約1か月後に軟骨と骨ができて、正常に歩けるようになった。
日本経済新聞2013年11月12日朝刊、17面

「韓国CHAヘルス 再生医療、日本と連携へ」
韓国の有力病院グループCHAヘルスシステムズ創業者のチャ・グァンヨル会長は、再生医療の臨床試験を加速する計画を明らかにした。受精卵から得る万能細胞の胚性幹細胞などを使う臨床試験を現在の約10件から来年には約20件に増やす。
2016年ごろからiPS細胞も利用する。日本でも5年以内に再生医療を手掛けたいという。
日本経済新聞2013年11月12日朝刊、17面

「体性幹細胞 欧米でも臨床試験」
韓国では再生医療研究の臨床試験が30件を超え、製造販売中の再生医療製品も10品目を超えているという。
ES細胞や、特定の組織に成長できる体性幹細胞を使う臨床試験も重視している。
知見の蓄積があり、iPS細胞より早く患者を救うのに役立てられるとみているためだ。
日本経済新聞2013年11月12日朝刊、17面

「革新機構、みずほと医療機器開発支援ファンド設立」
産業革新機構、みずほ銀行は医療機器の開発を支援するインキュベーションファンドを創設し運用を始めた。
国内の大学や研究機関、中小企業などが持つ技術シーズを生かした医療機器開発プロジェクトに投資し、プロジェクトの運営管理や事業戦略づくりを手助けして、開発成果の実用化に取り組む機器メーカーとの間を仲介する。
日刊工業新聞2013年11月12日朝刊、10面

「低磁性ジルコニウム合金をインゴット化」
東京医科歯科大学は、北海道大学、ナカシマメディカルなどと共同で、低磁性ジルコニウム合金をインゴット化する大量溶解技術を確立した。
脊髄固定材など各種医療デバイスとして応用を見込んでいる。
日刊工業新聞2013年11月12日朝刊、19面